無事、大量調理が終わった。

とりあえずは本当に安心。お疲れ様。

 

昨日、父方の父親、祖父に会ってきた。というのも、祖父とは実家で二世帯で暮らしているんだけど、ほんの数週間前から入院しているからだ。祖父は頑固者で、父親がああなってしまったのもこの祖父ありきなんだろうなって感じの人だった。けれど、うちんち結構変な家なんだけど、父親が働いていなくて母親が唯一パートしててって、結構危機的状況にも関わらずに、結構服買ったりとか、食事に困ったりとかしなかったのは、父方の祖父母の金銭的援助があったおかげなのだ。つまり、私が大学いけたり、妹が高校いけたりしてるのも、この人たちのおかげなんだよ。だからふと思ったんだけど、おじいちゃんの方がよっぽど、本当の父親よりも父親らしいことしてくれたなあ、と思った。お年玉もくれたし、お小遣いもくれた。修学旅行のお金を出してくれたのも祖父だ。

入院する前日、私、なんでだっけな〜なんでか忘れちゃったけど、おじいちゃんとおばあちゃんのところ行ったんだよね。で、学校の話とか、じいちゃん体調悪くて病院行きたいんだけど、年明けだから病院が空いてなくて……もしかして入院することになるかもしれない、っていう話をした。主におばあちゃんにだけど。おじいちゃんも寝転がりながら聞いてた。で、帰るかってなったときに、おじいちゃん今まで黙ってたのに、いきなり声をかけてきて、何って返したら、

「また来いよ」

って言われた。私、すごく嫌な予感がしたんだけど、うんって言った。

 

次の日、おじいちゃんとおばあちゃんと父親で病院へ行ったらしい。そしておじいちゃんは即入院。緊急入院レベルだったらしい。

私は家から学校が離れていて、帰って来るのが夜の八時とかざらなレベルだし、大量調理もあったしで、全然お見舞いへ行けていなかった。

で、昨日ようやく行けるってなって行ったら……本当に衝撃的な光景が目の前にあってびっくりした。

だって、年明けしてちょっとのときは普通に家で生活してたんだよ? 会話もできてたんだよ? なのに、口に酸素マスクさせられてて、ずっと天井見てて、腕両方に点滴させられてるじいちゃんを見て、私は本当にびっくりしてしまった。

 

おばあちゃんにおじいちゃんに挨拶しな、腕を触ってあげて、って言われて、触れて、

「じいちゃん、●●だよ。じいちゃんがまた来いよって言ったから、また来たよ。」

って言った。

じいちゃんの目だけがこっちを見てくれた。もう、頭とか動かすのもしんどいというか、マスクつけてるからうまくできないんだろうなって感じ。けどじいちゃんは、家で返事するみたいに、すごいでかい声で「おーい!」って言ってくれた。入れ歯してなかったから、それ以外は何を言っていたのか一切わからなかった。けどなんか必死に伝えようとしてくれてたみたいだなあ。わかんなかったけど。もうちょっとちゃんと聞いてあげりゃあよかったかな……。入れ歯一時的にでもしてくれればわかったんだけどね。

多分、おじいちゃん、もういつ死んでもおかしくないんだって。

私、正直、こんな家庭が大嫌いで、働いてくれていない父親を育てた父方の夫婦も嫌いだった。だからじいちゃんのことも早く死ねばいいのに、レベルで思っていた。母親が苦しんでいて、父方の祖父母の愚痴を私たちにこぼすことも多々あったから、なおさらだった。

けれどやっぱり、さっきも書いたけど、私と妹のことを金銭面的なことで思いやってくれていたのは、おじいちゃんだなって思う。

 

母親がいうことだから気持ち半々で感じてるけど、じいちゃんは酒もタバコもやってて、昔ながらの亭主関白っていう人だったから、病院でも点滴を自分でもぎ取ってしまうような暴漢を働いているらしい。だから私が会いに行った時も、あいつ鍋を持つ時にするようなやつを手にはめさせられていた。

けど、私のことも覚えているし、ちょうど看護師さんがきて、名前と誕生日を聞かれていたんだけど、ちゃんと答えていた。なんで、そんなことをするのか意味不明だなと思った……でも、病院という正常な場では、そんな狂気は一層目立つし、だからこそすぐにかきけされてしまうもんだな、と思った。

ついでに父親も病院にぶちこまれればいいのになと思った。

 

私、身内の人が死んだことなくて、それに一緒に暮らしていた人だから、昨日の帰りの車ででも、涙を一雫だけこぼしてしまったし、今も書きながら泣いてしまった。私は結構、泣き虫なんだ。

 

私の名前の由来、「なんでも願いが叶うように」っていうの、おじいちゃんがつけてくれた名前なんだ。多分、私は人よりも恵まれているようなきがする。やりたいこと、叶ってると思う。私の名前、すごく珍しくて、ほぼほぼの確率で読み間違えられるんだけど、私は気に入っている。